社会保障を貰っている同級生の家がデカい!
現在フィンランドで働けるようになる為、無料の語学学校に行っています。語学学校と言っても他の人達の様に学校に行くのではなく、オンラインで勉強するタイプです。
語学学校に通うと通常の社会保障に1日プラス9ユーロ足された700ユーロ弱の社会保障が貰えます。
同級生は年齢も国籍もバラバラ。基本パソコンなので宿題はプリントではありません。宿題の1つに部屋の名前や家電の説明をするビデオ送信の宿題があります。
皆が提出したビデオを見て思ったのですが…皆家でかくない?
タンペレ市街からちょっと離れた所に住んでいる人もいて、100坪はありそうな家に広い庭の人もいます。
学生アパートに住む私の家(約17畳)が間違いなく一番小さいです。
私の場合キッチンと寝室兼リビング、シャワールームで説明が終わるのに、他の人はサウナ室、洗濯室、子供部屋、冷蔵庫は3個!車3台持ってる人もいましたね。
語学学校に通う人には大変な生活をして来た移民もいるのですが、私の同級生は何故かほとんどが大きい家に住んでいます。
それに加えて、お酒の話やタバコ沢山吸っちゃうのよーと言う人もいます。
もしこれが日本だとしたら
もしこれが日本であったとしたら「え、社会保障いらなくない?」「贅沢してるんじゃん」「嗜好品を国の金で買う税金泥棒」「仕事ないならもっと質素な生活をしろよ」などと言う叩きコメントが来るんだろうなあーと思いました。
しかしここフィンランドでは誰もそんな事は言いません。「冷蔵庫大きくていいね!」「車が好きなんだね!」と会話が弾んでいきます。
フィンランド語で意思疎通がまだ出来ないせいなんじゃないの?と思うかもしれませんが、オヤネンの親戚まわりの時も、根掘り葉掘り何かを言われたり叩かれた事はありません。
前職は何だったか、何語を話せるか、今は何をしてるかは聞かれましたが、年齢や生活費等の細かい質問はされませんでした!
日本の様にズカズカ質問攻めして来ない事に時たま違和感を感じつつも、この適度な距離感が居心地が良いと思いました。
なんて事ないかもしれませんが、こういった事もフィンランドでの生きやすさの1つだと感じました。
画像提供元
BRUNO CERVERA