2度の留学経験からのアドバイス
北欧から話は飛んでフィリピン留学についてです。
2012と2015年にフィリピン留学した私。1度目はSME、2度目はCIAでした。CIAよりSMEの方がオススメです。
学校生活をより良くするには?
対人関係に気を取られすぎない
学校なのでどうしても団体行動があります。お昼ご飯を誰と一緒に食べるかなんて学生ぶりに考えます。年齢もバラバラだし時期によっては日本人の方が多かったり。新しい友達を作る時は色々考えてしまいますよね。
ただそこにばかり気が行って勉強に支障が出るのはよくありません。万が一誰かと上手くいかなくなっても帰国後は会いませんから気楽に考えましょう。
とはいえ、治安の事もあるので団体行動をして欲しい所ですし、アイスランドホッピングに行くには大人数でないと割引がありません。
写真の様な大皿料理をシェア出来る所もいい所です。
バッチメイトは正直運だと思います。最高な仲間に会う人もいれば、1人行動でいいやという人も。グループに囚われすぎず色んな人と仲良くなりましょう。
曖昧な理由でTOEIC・IELTSコースを取らない
「TOEICコースにした方が英語伸びるかなと思って選択したんだけど、解き方ばっかり教えられてつまらないんだよね」という感想を持つ人を数人見てきました。明確な理由がないまま選択するとこういう事になります。
ただどちらのコースも教える先生の質が上がるのでオススメです。各コースの先生は実際にTOEICまたはIELTSを受験した事がある先生が行なっているし教師歴も長いですから文法の説明等をESLコースよりもしっかりしてくれます。新人の先生で最初から試験対策コースをする先生はいないのではないでしょうか。
オシャレをしよう
初海外だった事もあり、スリに狙われない様にオシャレな服は持って行かなかった私。しかしオシャレな子やかわいい子と仲良くなりたいですよね。フィリピーノの先生にまで「えりなは女の子らしい服じゃないね」と言われる始末。
それに平日は学校を出る事がないので校内でオシャレしても良かったと思っています。ただキャミソール等の露出が多い物はダメです。
皆でクラブに行く事もあるのでワンピース等も持って行きましょう。FOREVER 21が好きなら現地調達でも良いです。
洗濯問題もありますが自分で手洗いしたり学校以外の近所の洗濯屋さんに頼んでいる生徒もいるので、ビーズ等が付いていない安くて可愛い服を持ってきた方がいいと思います。
肌の露出は避けて
オシャレして欲しいのですが露出面はまた別の話。いつもキャミソール着ていた友達はデング熱になりました。予防の意味でも露出の多い服装は避けましょう。
そもそもショッピングモールは冷房がきいているので羽織物必須です。
ゴールデンウィーク留学は短期ならOK
当時何も考えず4月末から留学したのですが、バッチメイトは1、2週間留学する社会人ばかりでした。結果バッチメイトは全員帰国したので寂しかったです。
先生との接し方
先生との食事は気をつける
先生と出かければ普段行けないマーケット等も行けますが、基本先生とのお出かけ費用は全部こちら持ちです。例え先生から誘われても同じですので気をつけましょう。
先生に文句を言いすぎない
各学校も大体同じだと思いますが、入学して2週間後に先生を自分で選んで変える事が出来ます。なので皆いい先生の情報交換をします。
「何でこの人は教えるのが下手なんだろう?」とか、上達しない苛立ちから先生に色々要求する生徒もいます。
「生徒は私達に過剰要求しすぎよ」という先生の愚痴も聞きましたし、私達が先生の情報を共有するように先生も生徒達の情報を共有します。
すごいサボる生徒や不思議ちゃんな生徒、日本と同じ様にクレームをガンガン言う社会人や、親に無理矢理留学させられた韓国人もいるので先生達も大変です。
先生だって人間です。
文句を言えば言う程、自分の首を締める結果になるかもしれないので気をつけましょう。
私が新人の先生に当たった時は教科書の内容を授業中に読んで確認、解答をその場で考えるもんだから、めちゃくちゃ怒って異例の1週間で変えさせましたけどね。
正当な理由であれば学校も分かってくれます。
実際にあったトラブルから学ぶ
スリに気をつける
スリと言えば道端であうイメージがありますが車内でのスリにも気をつけて下さい。
2012年の事です。やたら金を使うおじさん留学生がいました。彼は冷房をガンガン使い、寒いと言って毛布を買うような変なおじさんでした。
学校のご飯はまずいからと、女性留学生達を誘い外で奢りご飯。
こういった「お金あるアピール」は良くないなと思っていたら、スリにあったようです。
数人と相乗りしたのか、おじさんはタクシーの助手席に座り支払いをしました。その時に無防備に札束のある長財布をタクシードライバーが見える所で開けてしまったのです。
おじさんがドアを開けようとした時、なぜかドアに鍵がかかっていて開きません。ドライバーが開けてあげます。しかしその動きの時にドライバーは彼の財布を盗みました!
そんな事が起きてるとは知らず、ありがとうと言って降車したおじさんなのでした。
また、ある女友達は1人でジプニーに乗車、持ち物は斜めかけバックでした。
すると隣の人に何かゴミを頭につけられました!何?何?と髪を気にしているうちに隣の人が斜め掛けバックからiphoneを盗んでサッとジプニーを降りて行きました。
ジプニーはどこでも降りれるので逃げやすいんです。
よく旅行雑誌に斜め掛けバックでジプニーに乗る女性の写真を見かけますが、何考えてるんだかと思います。バックはちゃんと膝の上においてホールドしましょう。
ペットボトル使い回しはダメ!
学校にはウォーターサーバーがあるので皆飲み水はここから取ります。しかしお水だからといって水洗いだけで済ます人もいます。雑菌が繁殖するので使い回しはやめましょう。現地で水筒、スポンジ、洗剤を買い、毎日洗いましょう。
ちなみにジュースを入れた水筒は蟻が寄ってきやすいのでオススメ出来ません。授業中に蓋を開けていたら蟻の行列がどこからか来ました!
ジュースを入れた場合は蓋をしっかり閉め、飲んだ後はその日の内に洗いましょう。
ヘナタトゥーに挑戦しない
今回1番覚えておいて欲しい事なのですが、私が実際にセブの南にあるオスロブという所でジンベイザメを見に行った時の事です。雑貨等の露店が並ぶ所でヘナタトゥー屋さんを発見。
ヘナタトゥーには前から興味があったので友達3人とトライ。後頭部と腕に入れて貰った友達、私は胸元に模様を描いて貰いました。
水遊びをした後家に戻ると、何か痒みを感じて胸元を見ると赤くなっていました。シャワーで落とすも黒っぽい色は取れず、模様の通りに赤くなっています。
私の2倍はあるサイズを描いて貰った友達は、何のトラブルもなく自然と1週間位でタトゥーは消えました。
保険を使い病院に行き、飲み薬を貰い、注射を打って貰ったのを覚えています。
帰国後皮膚科に行った時に「消えるかどうか分からない」と言われた時は青ざめて泣きそうになりました。
胸元を隠して生活する事2ヶ月くらいでしょうか。運良く模様は消えてくれました。
恐らく私が受けたのはブラックヘナと呼ばれるヘナタトゥーとはまた違った物だと思います。色が真っ黒でした。
私は運が良かっただけで、当時ブラックヘナで検索した時は「旅行中に観光地で書いて貰った消える筈のタトゥーがまだ消えない」と書いている方もいたので絶対にお勧めしません。
友達は大丈夫でしたが私は何かアレルギーがあったのかもしれませんが、一生物の跡にならなくて本当に良かったです。
画像提供元
Cris Tagupa